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| 今、全国の全ての地方都市が抱えている大きな問題として、市内中心部から利便性の良い郊外に多く住人が移り住み中心部が空洞化する”ドーナツ化現象“と郊外型大型ショッピングセンター建設による市内商店街からの客離れによる”シャッター商店街問題“がクローズアップされています。 さらに、日本全体が抱える問題として、少子高齢化問題、それに伴う多くの外国人労働者受け入れ問題、チームマイナス6%に代表される環境問題、親殺し・子殺しがニュースにならなくなる日も近い社会・教育問題、食の安全・世界最低の自給率が問われている食料問題等々も地方都市問題として、決して無縁ではありません。むしろ多くのことがリンクしていると言えます。 これらの問題に一地方都市としてできる事に限度があると言ってしまえばそれでおしまいでしょう。 員数集めの平成の大合併にも加わらず、あえて新潟・静岡のように政令指定都市を目指さなかった金沢です、単に観光客集めの歴史・文化・味覚が売り物の金沢ではなく、前述の問題に正面からチャレンジして、全国から『LOOK KANAZAWA(めざせ!カナザワを)』(あえてこの言葉を使おう)と言わしめるべく、金沢らしい街創りを発信していくことが金沢の使命であり、全国の地方都市のみならず同じ悩みを抱える世界の都市から、街創りのひとつの指標なることこそ、世界都市金沢の真骨頂ではないでしょうか。 以上の問題を具体的に解決すべく街創りを行なうために、以下に『LOOK KANAZAWA〜金沢らしさの街創り構想〜』を提示いたします。 |
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| 金沢全地域で試みる事は不可能でありナンセンスなことです。 中心部のモニターとなる小学校校下単位で 行なう事が、一番実現性があり 時間的にも早く効果が検証できます。 |
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| @ まず住む家の確保が第一です。 ・ 地区の空き家をリフォームして賃貸、売却をおこなう。 ・ 空き地や古家を解体後に新築して賃貸、売却をおこなう。 ・ 新築、リフォームを問わず建物外見は金沢らしさの街並み保つ事は当然として さらに省エネ、耐久性、快適性をアップした環境対策を取り入れた工法で行う。 ・ モデル地域は、固定資産税免除または減免、環境対策工法への全額補助を行う。 ・ リフォーム、新築は基本的には民間で行なう。住宅債権の証券化を検討する。 |
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| A 「まちなかモデル地域」のメリットを訴えて次の方に住んでもらう ・ 郊外のAP、マンションに住んでいる子所帯の方 ・ 郊外で新築、中古を求めようとしている子所帯の方 ・ Uターンを考えている東京など都会在住者 ・ 全国の団塊世代定年退職者(家賃、購入費等で補助を出す) ・ 金沢で日本語を学ぶ外国人(家賃等で補助を出す) ・ 全国の“金沢ファン”の方々 |
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| @ 小規模スーパーを復活させよう ・ 昭和40年代にあちこちあった自転車、徒歩で高齢者も行けるスーパーが必要 ・ 一人暮らし高齢者、身障者等のためにネットで御用聞きをしてボランティアで宅配を行なう。 経費は地域通貨の発行でまかなう。 ・ 食の安全、地産地消の観点から生鮮食料、加工食料品を中心に地元でまかなう。 |
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| Aそんなスーパー誰が作るのか? ・ まずは地元商店が行なうのがベストだが資本関係から困難が予想される。 ・ そこでコンビニチェーンに働きかけ一定期間撤退しない事を条件にコンセプトに合致した店を出してもらう。 メリットは固定資産税免除または減免。 ・ 地元の商店にはそこへ出店してもらう。 |
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| B こんな人にも働いてもらう ・ 全国の団塊世代定年退職者で移り住んで来た方 ・ 金沢で日本語を学ぶ外国人 |
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| @ 地域内は歩行者、自転車が主役 ・ 約100M四方ブロック内は原則自動車禁止 ・ 各所帯の駐車場は空き地を活用して行なう。共同駐車場までは歩いてもらう。 |
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| A 路地の復活 ・ 子供達には路地で楽しく遊んでもらい。安全に自転車に乗ってもらう。 ・ 縁台での夕涼みや、道端での長話で地域のコミュニケーションが深まる。 |
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| B 健康生活はここから生まれる。 ・ 本来人間の両足は歩行・走行のため。 いつからアクセルとブレーキを踏むための道具になったのか、健康の第一歩は字のごとく歩く事から。 ・ 歩くことで元気な高齢者が増え、結果、介護認定者が減ることになる。 |
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| @ まちなかモデル地域を外国人の日本語マスターのメッカにする ・ 金沢は日本の文化・芸術・風土・街並みが息づいている”街”です。 このメリットは生かさない手は無い。 ・ 街の規模から徒歩・自転車で十分移動出来る距離なので交通費が不要。 ・ 四季が明瞭で日本の季節感が実感できる。 |
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| A 誰が教えるのか ・ 街の規模のわりには大学・短大等の数も多いので人材は確保できる。 ・ さらに全国の団塊世代定年退職者で移り住んで来た方 |
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| B どこで教えるのか ・ ほとんど方が大学並みの日本語をマスターしたいと思っていないので 空き室の多い小学校の教室を活用する。 ・ 結果、児童、生徒にとっても大きな国際交流の場になる |
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| C 取って置きの決めて! ・ 一定年数を金沢で学習した優良外国人に”金沢市民権”を発行して、様々な優遇措置等を与える ・ 彼らが金沢を離れても友人・知人・親兄弟等に“金沢良いとこ”と紹介してくれる。 また、金沢に連れてくる大きな動機付けとなる。 |
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| @ 買物ボランティア ・ 3−@の宅配はご近所の方が買物へ行ったついでに持ってきてあげる。 さらに小中学校生が放課後配達してあげる。 ・ 配達時の会話が高齢者にはさらに嬉しい(これもボランティア) ・ 高齢者に「ネット御用聞き」に対応できるように、若い方や手馴れた方が教える。 ・ ネットで登録している配達ボランティアに気軽に頼める |
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| A 高齢者支援ボランティア ・ 声賭けボランティアで毎日の安否確認 ・ お助けボランティアで孤独死、うつ病など解消へ ・ 高齢者間のコミュニケーションサークルをつくり、ボランティアで高齢者に趣味や仲間づくり(恋人探しも可) で生きがいを! |
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| B 子育て・家事支援ボランティア ・ 夜、休日など元気な高齢者がベビーシッターとして活動 ・ 子育ての悩み相談、煮物、漬物調理法もOK |
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| C 外国人へのボランティア ・ 悩み相談、仲間づくり ・ 仕事相談 ・ ボランティアにより彼らから外国語、文化を生で学べる。 |
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| D 地域清掃・安全ボランティア ・ 路地、共同駐車場、公園、空き地(※)の清掃 ・ 夜回り、交通安全指導 ※ 空き地は所有者が未利用なら昔ながらの子供の遊び場として利用させてもらう。 代わりに地域ボランティアで草むしり、清掃を行なう。 |
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| @ 地域内はネット回覧板大活躍 ・ 町内の回覧板をネットで配信する。 ・ ボランティア登録、依頼もネットで行なう。 ・ 行事参加、サークル募集等もネットで行なう。 ・ ネットで御用聞き、注文も行なう ・ その他の活用は様々 |
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| A PC購入費、維持管理方法費用はどうする。 ・ 一定基準以下の所帯には無料で差し上げる。 ・ その他の方は所有していただく。 ・ 費用は、広告費と仲介手数料(※)でまかなう。不足分はボランティア ・ 運営方はコミニュティーサイトを活用する。 ※ 売り手側からのみいただく。 |
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| B 誰でも使えるにはどうする ・ 基本的にはボランティアで解らない方に教える。 ・ それでもできない方にはボランティアで操作に行ってあげる。 ・ 操作はコミニュティーサイト内で必要なことしか教えない。 |
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| @21世紀日本で必要となることを主役の小学生へ ・ 公助、共助、自助の精神をしっかり具体的かつ体験的に教える。 ・ 何でも国や自治体に頼めば(公助に頼りがち)、役所が肥大化し我々の税負担は増える一方である事を 解り易く市長から直接子供達に話してもらう。 ・ 人間は一人で生きていけない、「お互い様」精神をボランティア活動(共助)を通して体験してもらう。 ・ あらゆる事に対して親のため、他人のため、社会のため、国のためと自己責任(自助)を回避する風潮を一新! 自分のことは自分でする。最後まで努力する尊さ。その結果を受け入れる必要性。 再チャレンジの素晴らしさを教える。 ・ 外国人と身近に接する事により国際性を養う ・ 親・先生・地域の方が一体となった「あいさつ」「しんせつ」運動 ・ 人類の欲望と環境破壊の関連。だから環境保護の大切さを具体的に教える。 ・ 少子高齢化問題は子孫を残す尊さと生きる目的を教える事が先決 |
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| @ 50年後は兼六園より有名になるかな!? ・ 全国の自治体からツアーを組んでわんさと来ます。 ・ メディア、マスコミで報道され一般の方が来ます。その数は21世紀美術館の比ではない。 ・ 地域内に特長のある金沢版B&B(※)を創れば宿泊希望者が確実に増える。 ・ 日本語を学んでいる外国人の親・友人・知人が訪ねてくる。 ・ 金沢で日本語を学んだ優良外国人は『金沢市民権』を持っているので、 必ず家族・友人を連れて何度でも来る。 ※ ベッド、朝食付きの欧米版民宿、特長がないと客は来ない。 例えば犬好き、ネコ好き、ガーデニング好き、金沢好き、宿の親父の話が面白いから聞きたい 等々で客は来る。 |
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| @ 旧市内で実現すれば素晴らしいネ! ・ 紆余曲折があることは間違いないが、本質を追い求めれば自ずと答えは出てくる。 ・ 一番大事なことは金沢市長の50年先を見据えたやる気と、勇気と、決断力でしょう。 山出市長にはあと2期8年(死ぬまで?)はやってもらいましょう。 ・ 小学校校区から中学校区へさらに旧市内(藩政時代の)となる事が理想。 |
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| A 「そんな事が出来るかいや」と言う方に ・ ヨーロッパの都市を見に行くことをおすすめします。 ・ 昔からの街並み、風土・習慣・価値観・宗教観に裏付けされた市民の生活の豊かさが解ります。 ・ 一方で旧市街地と新市街地(新住宅地)とをうまく調和させた都市が多く有ります。 これなんか一番参考になるね! |
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| B 旧市街住宅地と郊外住宅地の共存共栄が理想です。 ・ 決してノスタルディックに「まちなかモデル地域」を提案していません。 ・ 今のままでは間違いなく人が生活する場として旧市街地は死んで行きます。 ・ 「まちなかモデル地域」で再生を進めれば現在ある郊外の大型ショッピングセンター(建設予定も含め)の 半分は撤退するでしょう。 ・ でも旧市街住宅地と郊外住宅地、地域のス−パーと大型ショッピングセンターどちらも必要なのです。 ・ どちらかに偏らない調和の取れた金沢が理想ですネ。 |
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| 2050年、A町に住むカナ男さん(65歳)は、郊外の住宅地に住む長女のザワ子さん(35歳)がパークアンドライドシステムを利用して70年ぶりに復活したス−パーシティレール(未来型市内電車)に乗って孫のトク男ちゃん(5歳)を連れて実家に遊びに来るのを一番の楽しみにしている。 最寄りの停留所まで迎えに行き孫の手を引いて路地裏を歩きながら、路地での遊び方を自慢げに話すのがカナ男さんの喜びの一つでもある。 ここ10年で近郊の大型店が3店撤退しているが、ザワ子さんの家から車で5分ほどで行ける大型ショッピングセンターも今年あたり撤退のうわさが出ている。 お父さんから3軒向いに空き家が出たので見に来ないかと言われて今日は来たのである。外見は街並みにあった金沢らしい町屋である。冬のこの季節なのに家の中では寒さもあまり感じず、内部はしっかりと気密・断熱リフォームされているのが実感できる。今晩ダンナと“最近はやりの逆住替え”を相談しようと思っている。 |
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